「硬くなってはいけないと思って動かしたら、痛くなってしまったんですよね。」
上記は四十肩・五十肩になられた方がよく話される内容です。
せっかくよくしようと思っていたのに、結果的に悪くなってしまう。
これではせっかくの想いや時間がもったいないですよね。
これを読んでいるあなたには、ぜひ避けていただきたいと思っています。
もしあなたが、
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・安静にしていても痛みがある。
・どんな動きで痛みが出るのか理解していない。
・普段の生活でどんなことに気をつけたら良いのか分からない。
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このようなことを思っているのであれば、
今回の内容を読んで、日常生活に活かしていくことで、
辛い症状に困る期間が短くなり、
早く望ましい方向にいく手助けになります。
ぜひ最後までお読みください。
どのように痛みが生じるのか
どんな動きがダメなのか知るためには、
そもそも、肩にどんなストレスが加わわって痛みが起こっているのか
知っておく必要があります。
それは、
関節の動きが正常に行われずに組織がぶつかっている状態
になります。
本来は、筋肉や軟部組織が動くことで滑らかに関節が動くのですが、
周りの組織が硬くなってしまうと、
関節の動きが阻害されて、組織を傷つけて炎症を起こす。
それによって痛みが生じてしまいます。
つまり、関節に負担がかかっている炎症が強い時期や、
炎症が収まりかけているときに過度に動かしてしまうと、
周りの組織の状態が整っていないことで、痛みが生じるということです。
本来は炎症を鎮める生活習慣を送ったり、
筋肉や軟部組織の硬さをとっていく必要があるのですが、
先ほどの動かして痛みが強くなってしまった人の多くは、
現状を知らずに動かしてしまい、痛みが出たということになります。
日常生活の注意点
以上のことを踏まえて、
日常での注意点はまずは、炎症を沈めることです。
炎症を沈めるとは、肩の痛みが出る動作を避けることになります。
生活の場面をイメージしてみると、
・痛い側の肩を下にして寝ること
・シートベルトを閉める時
・着替えで服を脱ぐ時 など
肩を圧迫したり、ねじる動作が加わると痛みを生じるケースが多いです。
そのため、
肩に痛みを感じているときは、
捻るときは身体から捻る、
服を脱ぐときは痛みがない方から脱ぎ着をするなどといった生活の工夫で
負担の軽減に繋がります。
ちょっとしたことですが、
このような日々の積み重ねが蓄積を減らすことに繋がるので、
日頃の動作で肩に負担をかけないためにはどのように動かせば良いか意識してみると良いと思います。
当院では、今回お伝えしたような体の負担に対して、
アウター(構造)、インナー(習慣)、メンタルという3つの観点からトータルでみることを通してお伝えしています。
ご自身の原因が気になる方は、ぜひご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。