今回のこの記事では、
『右側の肩の痛みから考えられる体の負担』
についてお伝えしていこうと思います。
※左側の痛みについての記事もあるので、左側の負担が気になる方はぜひそちらもお読みください。
右の肩が痛くなった。
右側が利き手の人にとっては、利き手が使いづらくなることは辛いですよね。
「よりによって、右側か。」
と思うかもしれませんが、症状が出る側にも理由があります。
右側への負担がかかっていたことが、痛みの発症に繋がっているので、
今回は、右側に痛みが出た理由についてお伝えしていこうと思います。
右側に症状がある人は、当てはまることがないか参考にしてみてください。
肩を痛める理由
大きな括りでいうと、右肩への外傷などがなければ、
・姿勢の歪み
・脊柱、関節、筋肉の緊張、可動域の制限
によって負担がかかり、痛みに繋がっていきます。
その中で、右側への負担としてどのような影響があるのでしょうか。
内臓の影響
姿勢の歪みとして、内臓の影響も考えられます。
内臓も平滑筋と筋肉の一種ではあるので、負担がかかると歪みに繋がっていきます。
その中で特に右側への負担に影響を与えるのが”肝臓”になります。
肝臓は主に右側にある組織で重さも1kg以上あります。
その肝臓に負担がかかると、内臓が後下方に落ち込みます。
そうなると、本来の位置でない状態で常に支える必要があります。
常に1kgの負荷を抱えながら動いていると考えてみるとどうでしょうか?
徐々に右側が辛くなってきますよね。姿勢をみると、右肩が下がっている人は、肝臓疲労が考えられるので要注意です。
感情の影響
さらに、肝臓につながりますが、肝臓は怒りの感情とリンクします。
そのため、怒りの感情として、自分を許せない、相手を理解できない。
などの状態になってしまうと肝臓に負担がかかってしまいます。
このような心の状態に関しても、姿勢の歪み、膜を介して筋肉や神経へ負荷をかけるので、痛みの原因になってきます。
今回は一例ですが、内臓や感情の影響によっても、右側へ負担が出る原因があります。
もし、あなたが右肩に痛みがあり、
日頃の生活で肝臓に負担をかけるストレスを抱えているのであれば、
今一度、生活を見直すタイミングかもしれませんね。
もちろん他にも、体の使い方であったり、日々の習慣の積み重ねなどもあって症状が生じていきます。
自分では気づけていない負担が、傷みに繋がることがありますので、体の状態が気になる方はぜひ一度ご相談してください。
当院では構造面や習慣面、メンタル面の観点から、今の体のサインをお伝えしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。