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・なかなか頭痛が収まらずに不安を抱えている。
・だんだん市販の薬では頭痛が落ち着かなくなってしまった。
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不安になり、
病院に行って、頭部MRIをとって検査をしてもらう。
しかし、検査したところで原因は分からず、
また頭痛薬を処方してもらっておしまい。
このような経験をしている方はいませんか。
頭痛がひどくて、検査をしても原因がはっきりせずに、
薬を飲み続けている人が多くいます。
このような方はこれから先もずっと薬を飲み続けないといけないのでしょうか。
答えとして、
決してそんなことはありません。
病院の検査で引っ掛からなくても、
体が痛みを発しているということはそれだけ負担が溜まっている状態です。
その負担を軽減することができたら、症状は必ず落ち着きます。
今回は、体の構造面からお話をしていきます。
一次呼吸
あなたは「一次呼吸」という言葉を聞いたことがありますか?
多くの方はご存じないと思います。
「呼吸って、肺で吸ったり吐いたりしているのが呼吸でしょ。」
って思うかもしれませんが、これは二次呼吸と言われています。
では、一次呼吸というのは、何なのかというと、
それは、
”脳脊髄液の状態に合わせて、頭蓋の縫合がゆっくりと伸び縮みしている呼吸”
のことを指します。
なんのことかイメージしづらいですよね。
詳しく説明していきます。
そもそも、人間の頭蓋骨というのは、一つの骨ではありません。
前頭骨や後頭骨、鼻骨など合わせて23個の骨が繋がって頭蓋骨となっています。
そして、ヒビが入っているような部分が縫合と呼ばれ、頭蓋骨の骨と骨がつながっている箇所になります。
この縫合の部分が、伸び縮みをする状態が一次呼吸になります。
そして大切なのは、頭痛との関係だと思いますが、
頭痛を患っている方の多くは、この一次呼吸の動きが悪くなっているケースがほとんどです。
姿勢の歪み、寝方、噛み癖、眼精疲労など原因は様々ですが、頭蓋が歪むことで、一次呼吸の動きが悪くなります。
そして、縫合の部分が伸び縮みしないことで、頭蓋内圧が高くなります。
頭蓋の中には、もちろん血管や神経が巡っており、これらの組織は圧迫のストレスを受けることになります。
これが慢性化することで、頭痛へと繋がっていきます。
だからこそ、施術やセルフケアを通して一次呼吸の動きを正常に戻していくことが大切になります。
一次呼吸の動きを引き出していくことで頭痛は軽減していく方が多くいます。
検査で原因が分からなくても、諦めないでください。
正しい対策を立てられたら頭痛は軽減していきますよ。
当院では、今回お伝えしたような身体へかかっている負担を、
アウター、インナー、メンタルという3つの観点からトータルでみることをベースにしてお伝えしています。
ご自身の原因が気になる方は、ぜひご相談ください。
今回の内容は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。