今回は、マウスピースと顎関節症について説明していきます!
顎がだんだんとガクガクしてきた、急に痛みを感じて食事ができなくなる不安がある、、、など違和感や痛みを感じると、この症状はどこに行けば良くなるのだろうか?と迷われる方も多いと思います。
当院に来られた患者さんの中には、歯医者さんに行ってレントゲンを撮り、歯の異常がないかなど検査をし、歯には問題がないので経過観察になったり、とりあえずマウスピースを処方された、という方をよくお聞きします。
その中には顎関節症の方も、肩こりなどを感じていた方も、マウスピースをつけて良くなったという方もいれば、数年間つけていても改善されない方、など実際に様々です。
なので、今回はマウスピースは顎関節症に効果があるのか、気になる方に向けて説明していきたいと思います!
そもそもマウスピースとは?
歯に装着するマウスピースですが、1つは歯を保護するための道具です。
寝ている間に歯軋りが多く、歯が傷つくのを防ぐために使われます。
もう1つの役割は、就寝時や安静時に顎を良いポジションに位置付けるための補助具である事です。
歯並びが顎の負担に影響している場合に、日常的に使用する事で歯並びの修正をする事で顎にかかる負担をなるべく最小限にしていきます。
どんな歯並びが顎に影響しやすい?
奥歯を噛み合わせた時に、下の歯と上の歯のずれがある方は顎への負担がかかりやすくなっています。
例えば、噛み合わせた時に上の歯が下の歯に覆いかぶさっている場合、咬筋や翼突筋などの負担が大きくなります。
そのため歯並びによって噛み合わせが悪くマウスピースによって修正が見込める場合は、歯医者さんからの診察が前提ですが、筋肉の負担を少しでも減らす対策が良いかもしれません。
逆に、マウスピースをつけても、顎への負担が減らないという場合は、
歯並び以外の要素で顎へ負担がかかっているということが考えられます。
頭頸部の位置や全身の姿勢、首肩こりの影響など、
他からの影響によって顎に負担がかかっています。
そうなると、いくらマウスピースで歯並びを整えたとしても、
他からの影響で顎に負担をかけるため、顎の痛みはなかなか良くなりません。
このようなケースは整体によって全身を整えていくことで症状が改善していくことが多いです。
もし顎の痛みがあって、姿勢が悪い自覚がある人は、一度整体に来て確認してもらうことをお勧めします。
本日の内容は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。