辛い眼精疲労…
多くの方は、目薬をさしたり、目を温めたり、
自分なりにケアをされていますが、
改善していない方も多いかもしれません。
今回の記事では、
特に、
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『目の奥が辛くて、目を開けてられない』
『目の周囲が凝り固まっていて、辛い』
『モニターを見続けるのが辛くなってきてしまう』
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このような症状の方におすすめの記事になっています。
▼眼精疲労の主要原因
眼精疲労にはいくつかの種類があるのですが、
今回お伝えするのは、
・筋性眼精疲労
→眼球を動かす周囲の筋肉が緊張しすぎてしまっていて、
特に目の周囲に疲労が出る。
・神経性眼精疲労
→眼球周囲の緊張によって、視神経や三叉神経など、目の奥に痛みや辛さが出てしまう
この2つの悩みに合うかと思います。
現場で沢山の方を見させていただく中で、
最も原因として大きいのが、
“外眼筋の緊張”です。
つまり、眼球を動かす周囲の筋肉が、
緊張しすぎてしまい、
緩めることができなくなっている状態です。
これは、現代のスマホやPC、
TVなどモニターを直視しすぎていることが原因です。
我々は、本来、眼球や首を動かし、
周囲をキョロキョロ見渡して、
視覚情報を得てきましたよね。
しかし、スマホやPCは、
基本的に中心部をじーっと見つめて、
キョロキョロ眼球を動かしません。
この時、6つある外眼筋は、
全て緊張状態にあります。
これが長年蓄積していくと、
自分の意志では緩められない状態になってしまいます。
これが、眼精疲労の根本に存在します。
▼外眼筋の緊張を緩めるには
簡単には、眼球を動かして、目を緩めることです。
その中でも、特にやっていただきたい動きは、
①左右を見る
②遠くを見る
この2つの動作です。
①左右を見る
上記でもあげたように、モニターを見ているときは、
中心視(中央あたりをじーっとみる)
このような眼球の使い方になっています。
仰向けで、寝転んで、
頭の後ろに手を回し、支え、
眼球だけを左右に動かします。
一方をじーっと見つめて、深呼吸を繰り返します。
リラックスしてきたり、呼吸がさらに深くなるのを感じたら、
反対側に目線を移していきます。
そして、反対側も同じように繰り返します。
これで、中心視で凝り固まった筋肉が緩められます。
②遠くを見る
これは言わずもがな、
近くのモニターに焦点を当てる習慣が身についていると、
遠くに焦点を当てる筋肉は、使えない状態になってしまいます。
作業が1時間以上続いたら、
部屋の中でも良いので、
立ち上がって、
遠くのカレンダーや時計、
可能であれば、外の景色をぼーっと長め、遠くをキョロキョロ
観察してみてください。
これだけで眼球周囲の筋肉の緊張は
和らいでいきます。
今回は、眼球運動に焦点を絞ってセルフケアをお伝えしましたが、
眼精疲労に対して行えるセルフケアは、
まだまだ沢山あります。
疑問を持たれた方は、
プロにご相談ください。
必ずあなたにあったセルフケアが見つかるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。