あなたは、ヘルニアになってしまったら、
手術をするか、痛み止めを飲んで症状が落ち着くことを待つしかないと思っていませんか?
もちろん、人によっては手術が必要な人もいますし、
安静。が必要な方もいらっしゃいます
しかし、安静にしていても症状がなかなか寛解していかない人がいます。
どんな人なのでしょうか。
それは、”体の循環、免疫機能が落ちている人”になります。
このような体の状態にある人は、痛みが長引いてしまうことや、
薬を投薬したり、注射をしたとしてもなかなか思うような効果が得られないことがあります。
逆に言えば、早く寛解していく人は、
体の循環、免疫機能を上げていくことが出来る人になります。
では、どんなことをすれば、良いのでしょうか。
循環、免疫機能を上げていくことをするのに何も難しいことはありません。
極めて基本的なことです。
そもそもヘルニアで痛みが強い時に難しいことなど、やる気になりませんからね。
今回は二つお伝えさせて頂きます。
▼体の循環、免疫機能を上げる生活習慣
お伝えする内容は、生活習慣になります。
そのため、すぐに取り入れていただけるかと思います。
①水を飲む
まずは水を飲むことです。
「えっ!こんなこと?」
と思うかもしれませんが、これがとても大切です。
なぜなら、ヘルニアが生じている椎間板は本来、水分含有量が豊富な組織だからです。
椎間板は、ゲル状の組織なのですが、水が少ないとどんどんパサパサになっていきます。
また加齢と共に変性もしてしまう組織であり、
イメージとしては、水分が少なくなってくると、ビーフジャーキーのような状態になってしまいます。
そんな状態では、椎間板の本来の機能であるクッション作用は果たすことができません。
だから衝撃が吸収しきれずにヘルニアに繋がりやすくなるのです。
だからこそ、水をしっかり摂ること。
これが大切です。
これは、飲み物だったらなんでも良いのではなく、水がおすすめです。
ぜひ意識してみてください。
②栄養のある食事を摂る
二つ目は栄養です。
これも基本ですが、ヘルニアの観点からなぜ大切なのかお伝えしていきます。
そもそも、ヘルニアの症状が寛解していく時には体で何が起きているのでしょうか。
簡単にお伝えすると、
体の免疫機能としてマクロファージという組織が、
ヘルニアの部分を食べてくれることで、除圧される。
そして痛みが寛解していくというような流れになります。
そのため、このマクロファージが働ける体の状態であることが、
ヘルニアの改善には望ましいですよね。
ということが言いたいことになるのですが、
どうやって、働ける状態に持っていくのかというところで、
最初に出てきた栄養となるわけです。
私たちの中にある細胞は、水と酸素と、栄養があることで、エネルギーを作ることができます。
この3つの要素がないと、細胞が上手く機能しづらくなってしまいます。
この状態では、先ほどお伝えしたマクロファージも働きが鈍くなるので、
結果としてヘルニアの改善に時間がかかってしまいます。
だからこそ、しっかり栄養も摂ることを意識して過ごしてもらえたらと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。