- 肩こりで違和感や鈍い痛みがある
- 倦怠感や疲労感、よく眠気を感じる
- 朝に体を動かすと痛みを感じる
- 耳鳴りや頭痛、目の疲れなどを感じる
このように感じているのであれば、
今回の内容は、
肩こりを根本改善して行くために役立つ考え方になります。
「肩こりは医者の手を借りずとも良くなるものがほとんどです」
▼肩こりを根本改善するために必要な考え方
ポイントは次の3つです。
①「体のしくみを理解する」
②「健康習慣を実践する」
③「思考や心が望ましい状態へ向かう」
になります。
それでは、はじめに、
①「体のしくみを理解する」
についてです。
結論から申し上げますと、
ヒトの体重に比べての頭部の重量は、全動物の中で最も大きい。
というのが肩こりを根本改善をする上でとても重要な考え方になってきます。
これは、
肩こりは ヒトにしか現れない症状であり、
そして唯一、
ヒトだけが直立二足歩行が可能になった動物であることと関係しています。
ダチョウやペンギン、カンガルーなど
外見上、直立二足歩行を行っているように見える動物はいます。
けれども彼らは、体の厚みのためそう見えるだけで、
実際にはヒトでいう膝の部分が曲がり、直立二足歩行ではありません。
それでは、どうして直立二足歩行を可能にしたヒトだけに肩こりが存在するのでしょうか?
直立二足歩行の進化の要因については、さまざまな仮説があります。
しかしながら決定的なものはなく、いまだに謎に包まれています。
ただし、直立二足歩行を可能にしたヒトは、
移動効率、両手を自由にして食料を運ぶことや道具を使うことができるようになっています。
また、頭部を体の真上で安定するため、そして時として、バランスを取ることでその頭部のさらに上に重量物を載せて運ぶことも可能なほどの余裕ができています。
結果として、
ヒトは巨大な頭(脳)を得ることができ、
全動物の中で最も高い知能を得たとされています。
脳が大きくなることによって、ヒトは繁栄、発展を手に入れています。しかし、体に対して巨大な脳が入った頭は重過ぎるのです。
そのため、重い頭と体のバランスが崩れると大きな負担が脊柱の周辺の筋肉らにかかってしまうという宿命をヒトは背負うことになったのです。
まとめると、
①ヒトの体重に比べて頭部の重量は、全動物の中で最も大きい。
②ヒトだけが直立二足歩行が可能になった動物であり、肩こりはヒトにしか現れない。
③重い頭と体のバランスが崩れると大きな負担が脊柱の周辺の筋肉らにかかってしまう。
最後までお読み頂きありがとうございました。