あなたは腰部脊柱管狭窄症とお医者さんから言われたとしたら、
どのように思いますか?
「あぁ、腰が悪いんだ。腰に原因があるんだな。」
このように考えるかもしれませんね。
しかし、実は違うんです。
腰に症状が発症してしまったのは、原因ではありません。
”結果です”
あくまで腰への負担がかかりすぎた結果、
腰の背骨の歪みや靭帯の肥厚によって、神経が圧迫されて血流が悪くなったことで、
脊柱管狭窄症の症状を引き起こしていると言えます。
だからこそ、本来考えるべきなのは、原因がなんなのかということです。
仮に原因が分からないまま、手術で”結果”の部分である腰を手術したらどうでしょうか。
もちろん手術により腰の負担は減るかもしれません。
しかし、原因でないのであれば、また手術した箇所に負担がのしかかってくるでしょう。
そうなれば、手術した箇所はボルトなどで固定されている為、大丈夫かもしれませんが、
上下の腰の背骨に負担がかかってしまいます。
下手したら、数年後に他の箇所で痛みを再発する可能性があるということです。
これではせっかく手術をしたのに、残念な未来ですよね。
だからこそ、あなたには、結果で痛めた腰ではなく、
原因を知って欲しいと思います。
原因を知って、手術をしても、しなくても、今後痛みに困らない生活を
手に入れてください。
ではどこが原因となるのか、次にお伝えしていきます。
▼腰を痛める原因
今回は、生活習慣などではなく、体の構造に着目してお話をしていきます。
まず、結論からお伝えすると、
原因となるのは、”腰以外の関節”
の影響です。
その中で、特に影響を受けやすいのは、股関節、骨盤、胸椎が考えられます。
上記は回旋という動きが伴います。
回旋と言うのは捻る動きになります。
本来捻る動きが起こることで、体にかかる剪断ストレスが軽減します。
しかし、捻る動きがでない場合、
体は他の動きで代償するしかありません。
それが前後屈のような前後の動きです。
体を曲げたり、反ったりする動きですね。
その動きが過剰になってくると、腰椎は骨の特性上、
前後の動きが得意なので、
過度に動きすぎてしまい、背骨がズレることに繋がります。
このような背景の積み重ねが原因となって、腰部脊柱管狭窄症という
”結果”を引き起こしてしまうと考えられます。
以上が原因となります。
その為、あなたは腰だけでなく、他の関節の柔軟性を広げていって欲しいと思います。
特に、お伝えした股関節や胸椎の動きは重点的にやってみると負担が減っていくのでおすすめです。
ぜひ今日からストレッチや運動を取り入れてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。