前頭部やこめかみに頭痛がある人もいれば、後頭部に頭痛がある人もいます。
なぜ後頭部に頭痛が出ているのでしょうか。
人によって負担のかかり方は様々で、症状はあくまでサインになります。
その中で、後頭部で痛みを感じるのには理由があります。
今回は後頭部痛がある原因についてお伝えしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
後頭部痛の要因
以下が考えられる主な要因になります。
・関連する内臓の疲労
・全身の姿勢
・目の疲れ
※「前頭部が痛くなる頭痛の原因」という記事で
頭蓋骨と頭痛の関連は記載しているので、そちらもご参照ください。
各要因に対して詳しくお伝えしていきます。
関連する内臓の疲労
後頭部は右側と左側へ関連する内臓が異なります。
右側は小腸、左側は脾臓になります。
小腸でいうと、消化が主な役割になりますので、小腸に負担がかかっているということは、食べ物が合っていない、消化に負担がかかるものを取りすぎていることが考えられます。
外食続きやスーパー、コンビニでのお弁当やお惣菜ばかりであることも負担となります。
脾臓に関しては、免疫機能に関係しています。
疲労が溜まっていたり、ワクチン接種なども体に負担をかけます。
全身の姿勢
姿勢に関しては、後頭部は、体の後ろのラインの影響を受けます。
例えば、体が硬くて、前屈の可動域が狭い方。
このような方は、後ろの筋肉が後頭部周囲の筋肉も引っ張ってしまい、
後頭部へ負担をかけていることがあります。
目の疲れ
目の疲れによって、目の奥が痛く頭痛となることもありますが、
目を支配する神経は上部の頚椎から出ています。
後頭部との連結の部分が近くでもあるため、
目を酷使すると、神経に負担がかかり、後頭部周囲の筋肉も硬くなってしまいます。
そこからの循環不良が頭痛の引き金になるため、目をケアすることが大切になります。
以上が、主な要因になります。
もちろんこれ以外にも要因はあります。人によって培ってきた生活は様々ですので、
その人にあった対策、アプローチが必要になります。
当院では、今回お伝えしたような筋肉や内臓、食生活の影響など
様々な要因を、アウター、インナー、メンタルという3つの観点からトータルでみることをベースにしてお伝えしています。
これまで良くなっていなくても、原因を知り正しい対策を考えることが出来れば、症状は改善していきます。
ご自身の原因が気になる方は、ぜひご相談ください。
今回の内容は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。