あなたは頭痛になると、頭のどの部分に痛みを感じますか?
今回の内容は、前頭部に痛みを生じる人に向けてお伝えしていきます。
実は痛みが出る場所によって原因が異なることがあります。
後頭部でも側頭部でもなく、前頭部が痛くなるというのは、
そこに原因があるからです。
どんな原因があるのでしょうか。
これを読むことで、前頭部の頭痛の原因を知り、
対策を考えるきっかけになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼頭蓋骨と内臓
この、頭痛が出る場所を考えていく上で、
土台になる考え方として、頭蓋骨と内臓の関係性があります。
頭蓋骨の各パーツはある内臓と関連があると言われています。
本来、頭蓋骨は一次呼吸といって、わずかに可動をしています。
しかし、歪みや外傷、筋肉の緊張、そして関連する内臓の疲労などによって、
一次呼吸の動きが制限されていると、
それによって頭部内の循環が上手くいかずに老廃物が溜まり、頭痛の要因になっていきます。
以上のことから、
・前頭部への怪我や外傷の経験があるかどうか。
・前頭部周囲の筋肉の緊張が高くなっていないか。
・関連する内臓へ疲労が溜まっていないか。
以上の項目が当てはまっていると痛みの原因になります。
各項目を詳しく説明していきます。
怪我や外傷
過去に前頭部を派手にぶつけて、たんこぶを作ったこと、
ボールが飛んできて、前頭部に当たってしまった。
前頭部を縫うような怪我を負った。
などの負担がある場合は、周りの組織の癒着が生じていることやメンタルの影響も含めて、動きが制限していることがあるので解放していく必要があります。
前頭部周囲の筋肉の緊張
おでこ周りの筋肉が硬くなっている人、表情が乏しく、表情筋が硬くなっている人は、
筋肉が硬いことで循環に負担がかかっている可能性があります。
関連する内臓の疲労
前頭部と関連する内臓は肝臓になります。
肝臓といえば、アルコールをはじめとする毒素を分解する臓器です。
そのため、アルコールや分解に負担がかかる食べ物。
例えば、添加物の多い食事や、加工食品、小麦製品などは負担がかかります。
さらに、人間関係や仕事でのストレスで怒りを感じると肝臓に負担をかけるので注意が必要です。
以上のことが、負担の要因になります。
整体にいらした方にお伝えすると、多くの方が「こんなのが原因なの?」
と驚かれます。
このようなことが負担であることって気づき辛いですよね。
だからこそ、頭痛がなかなか良くならずに、慢性的に薬を飲み続けざる負えない方がいるのだと思います。
そうならないためにも、改善に向けて自身の生活を見直していきましょう。
当院では、今回お伝えしたような筋肉や内臓、食生活、メンタルの影響など
様々な要因を、アウター、インナー、メンタルという3つの観点からトータルでみることをベースにしてお伝えしています。
これまで良くなっていなくても、原因を知り正しい対策を考えることが出来れば、症状は改善していきます。
ご自身の原因が気になる方は、ぜひご相談ください。
今回の内容は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。